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花いんげん、花豆、紅花いんげん

花豆の育つまで 花豆の選別

標高700m以上の高地でないと実が付きにくい紅花インゲン。平野部では花を楽しむだけですが嬬恋では、「花豆」「紅花インゲン」「おいらん豆」と呼ばれ、驚くほど大きな豆をたくさんつけます。豆には解毒作用があって肝臓、腎臓の働きを強め、これにより血液はきれいになると言われてます。ここ標高1000mの嬬恋でもなかなか大きい豆がとれなくなってきました。温暖化が進めば、この豆もいずれなくなるかもしれませんね。
奥の豆は黒豆ですが、大きさはごらんのとおりこれほど違います。よく煮ると固いとか言われますが、煮方に問題があるか、ほとんどは豆が古いことが多いようです。お客様の話では中国産の豆は比較的うまく煮えないことが多いようですね。

当農園では堆肥の他、リンサンを少し多めに。
また甘くしっかりした歯ごたえのある豆にするためカルシウムも多く土に入れております。

H22年、栽培農家も減り若い農業者はキャベツばかりで花豆は作らないのでだいぶ作付けは減りました。JAも販売するのに足りないとのことです。

お客様には忙しいこの現代だからこそ、特に時間をかけて煮るのが楽しいし癒されると大変喜ばれております。最近はFAXや電話でなくWEBから買う年配の方も増えました。

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